Eコマース支援サービスの米Channel Intelligence(CI)は現地時間2013年2月6日、米Googleが同社を買収することで最終合意に達したと発表した。Googleは1億2500万ドルを現金で支払う。手続きは2013年第1四半期中に完了する見通し。

 CIは、インターネット持株会社の米ICG Groupの連結子会社。SNSや製品検索エンジンなどを活用したオンライン販売強化のための技術やサービスを、米Target、米Hewlett-Packard(HP)、米Best Buy、米Kimberly-Clark、米Neiman-Marcusをはじめとする世界31カ国850社以上に提供している。

 Googleは、CI買収により商品検索サービス「Google Shopping」の強化を図るとみられている(米New York Times)。

 Googleは昨年、従来提供していた「Google Product Search」を有料モデルに移行し、Google Shoppingとして始動した(関連記事:商品検索サービス「Google Product Search」が有料モデルへ)。CIは、Google Shoppingの立ち上げパートナーとして技術協力している。

 なお、Googleによる買収後も、CIは従来通りサービスを提供するとしている。

[発表資料(CIの公式ブログ)]
[発表資料(ICGのプレスリリース)]