写真1●「Ikesu」の画面
写真1●「Ikesu」の画面
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写真2●水族館での利用イメージ
写真2●水族館での利用イメージ
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 サンシャイン水族館は、スマートフォンに水族館の魚の情報を取り込み、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と連携するサービスを、2013年2月7日から4月7日まで実施する。サンシャインシティ、ブリリアントサービス、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルが共同発表した。

 同サービスでは、水族館向けO2O(オンライン・ツー・オフライン)マーケティングのためのスマートフォンアプリ「Ikesu」(写真1)を活用する。Ikesuは、ブリリアントサービスと個人デザイナーの秋葉秀樹氏が企画開発したアプリで、「App Store」または「Google Play」から無料でダウンロードできるほか、水族館に設置したNFCタグやQRコード付きのポスターからインストールすることも可能。

 水族館の来場者は、Ikesuを利用し、水槽脇に設置した魚名板に取り付けられたNFCタグやQRコードから魚の情報をスマートフォンに取り込むことができる(写真2)。魚の情報を集めて魚類図鑑のように使うこともできるほか、スマートフォンの画面を水槽に見立てて集めた魚を泳ぎ回らせたり、水槽に「サンゴ」や「岩」などのアイテムを配置したり、水槽の様子をFacebookでシェアすることも可能だ。

 Ikesuの要素技術として採用したNFCは、FeliCaと互換性のある非接触型の無線通信技術。同サービスは、iPhone 4/4S/5、Android 2.3以上搭載のスマートフォンまたはタブレットに対応している。