写真●デル、セキュリティ・リスク・コンサルティング、ディレクターのアランJホワイト(Alan J.White)氏
写真●デル、セキュリティ・リスク・コンサルティング、ディレクターのアランJホワイト(Alan J.White)氏
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 デルは2013年2月5日、情報セキュリティに特化したSIサービス「Dell SecureWorks」を同日付けで開始したことを発表した(写真)。コンサルティング、セキュリティシステムの運用、個々の脅威の解析などを、個別対応で提供する。エンジニア組織の規模や提供価格、販売目標などは明らかにしていない。

 三つのサービスで構成する。(1)「セキュリティ&リスクコンサルティングサービス」(SRC)は、コンサルティングサービスである。(2)「マネージドセキュリティサービス」(MSS)は、セキュリティシステムの運用を代行する。(3)「セキュリティ上の脅威解析サービス(Threat Intelligent)」(TI)は、個々の脅威を解析/分析する情報提供サービスである。

 具体的なサービス内容のイメージは以下の通り。SRCは、セキュリティポリシーの開発や各種評価、研修サービスなど。MSSは、セキュリティ製品の管理/監視、ログ管理、脆弱性の管理など。TIは、マルウエアの分析、攻撃者データの提供、各種の脅威や脆弱性の情報提供など。

 サービスの特徴として同社は、SOC(Security Operation Center)やコンサルタント人員の規模をアピールする。全世界71カ国以上で、1000人以上のセキュリティ専門家を内部に抱え、3000社以上の顧客企業を持つとしている。