NTT西日本は2013年1月29日、集合住宅向けの新しいインターネット接続サービス「フレッツ 光WiFiアクセス」を1月31日に始めると発表した。光回線を接続した無線LANのアクセスポイント(AP)を集合住宅内に設置。同AP経由でインターネットに接続するサービスで、NTT東日本が同様なサービスを昨年11月に提供済み(関連記事)。

 利用料は月1575円で、ISP(集合住宅の物件オーナーなどが指定した1社)料金が別途かかる。初期費用は契約料が840円、工事費が2100円。5月末までに申し込んだ場合は工事費を無料とする。フレッツサービス向けに提供する「セキュリティ対策ツール」や「ひかり電話」などのオプションは利用できない。

 光回線「フレッツ 光ネクスト」の提供エリアであれば申し込める。集合住宅内に引き込む光回線は 「スーパーハイスピードタイプ 隼」相当で最大1Gビット/秒。無線LAN APは2.4GHz帯のIEEE 802.11b/g/nに対応する。ただ新サービスの提供は、同一の集合住宅において5ユーザー以上の利用が見込まれることが前提となる。各戸への電波の到達状況などを踏まえたうえで提供する。