写真1●リコー インタラクティブ ホワイトボード D5500と、リコーでNA事業部PJ・UCS事業センター所長を務める花井厚氏
写真1●リコー インタラクティブ ホワイトボード D5500と、リコーでNA事業部PJ・UCS事業センター所長を務める花井厚氏
[画像のクリックで拡大表示]

 リコーは2013年1月29日、白板の上に手書きで情報を書き込むホワイトボードの機能を備えた多機能型の大画面液晶ディスプレイ「リコー インタラクティブ ホワイトボード D5500」(写真)を発表した。2月5日に提供開始する。文書や映像を使った会議を円滑にする。価格はオープンだが、希望小売価格は84万8000円(税別)。販売目標は2013年度に1800台。

 パソコンやスマートフォンなどの映像信号(VGA/DVI/DisplayPort)を表示する汎用の液晶ディスプレイ装置でありながら、専用ペンによる手書き情報を表示画像の上にオーバーレイ表示できるようにした多機能機である。手書き情報の検出方法は光遮断方式であり、ディスプレイ画面の四隅に組み込んだセンサーと専用の電子ペンを組み合わせて実現している。

 汎用のディスプレイであるため、映像信号として取り込めるものであれば、オフィス文書や設計図面などの静的な画像情報だけでなく、動画やカメラ映像なども表示できる。動画映像を任意のタイミングで静止画としてキャプチャーする機能も備えるので、動画の一部を切り出して、手書きでコメントを追記するといった使い方もできる。