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 米Appleは現地時間2013年1月28日、モバイルプラットフォーム「iOS」をバージョン「6.1」にアップデートしたと発表した。音声アシスタント機能「Siri」を利用した映画チケット購入機能や広告表示管理機能を追加したほか、対応LTEキャリアを拡大した。

 iOS 6.1へのアップデートにより、スマートフォン「iPhone」でさらに36のLTEネットワークが、タブレット端末「iPad」でさらに23のLTEネットワークが利用可能になる。なお日本の対応キャリアは、従来の2社(KDDIとソフトバンク)から変更はない。

 新たな広告表示管理機能では、ターゲット型広告配信に使われるデバイス識別子「Advertising Identifier」をリセットするボタンを提供する。また、オンラインチケット販売の米Fandangoと提携、Siriを使って会話調で映画チケットを購入できる(米国のみの機能)。

 さらに同社のクラウドサービス「iCloud」と連動する有料音楽配信サービス「iTunes Match」に登録しているユーザーは、iCloudから個別に曲をダウンロードできるようになる。

 iOS 6.1は「iPhone 3GS」「iPhone 4」「iPhone 4S」「iPhone 5」、「iPad mini」「iPad 2」および「iPad with Retina display」(iPad第3世代/第4世代)、「iPod touch」第4世代と第5世代で利用可能だ。

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