写真●Windows Phone搭載スマートフォン「Lumia」
写真●Windows Phone搭載スマートフォン「Lumia」
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 フィンランドNokiaは現地時間2013年1月27日、Windows Phone搭載スマートフォン「Lumia」シリーズ向け音楽サービス「Nokia Music」の有料版となる「Nokia Music+」を発表した。今後数週間で順次提供を開始する。月額利用料は3.99ユーロ/3.99ドルとなる見込み。

 無償版のNokia Musicは「Mix」と呼ぶプレイリストを最大4つ登録し、オフラインでの再生に対応する。Nokia Music+ではプレイリスト数の制限がなくなり、好きなだけダウンロードしていつでも音楽を楽しめる。

 Nokia Music+はさらに、楽曲をスキップする機能や再生中の楽曲の歌詞表示機能などを提供するほか、音質は無償版を8倍上回るという。Lumiaスマートフォンだけでなく、パソコンやインターネット対応テレビなどからもアクセスできる。

 Nokiaエンターテインメント担当バイスプレジデントのJyrki Rosenberg氏はNokia Music+について、「より高い品質とより幅広い選択肢の音楽を聞くためにお金を払っても構わないが、月額9.99ユーロも払いたくないという人々のためのサービスだ」と述べている。

 なお、米Microsoftが昨年10月に発表したデジタル音楽配信サービス「Xbox Music」は、月額9.99ドルの「Xbox Music Pass」を通じて広告無しのストリーミング再生やオフライン対応、「Windows 8」や「Windows Phone 8」搭載デバイスおよび「Xbox 360」ゲーム機からのアクセスを提供する(関連記事:Microsoft、オールインワンの音楽サービス「Xbox Music」を発表)。

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