フジ・メディア・ホールディングス(FMH)は2013年1月24日、新会社の「フジ・スタートアップ・ベンチャーズ」を1月17日に設立したと発表した。フジ・スタートアップ・ベンチャーズは、急速な成長が見込まれる分野に関連する国内外のスタートアップ企業に対する出資を行う。

 FMHは具体的な成長分野として、「ソーシャル系Webサービス運営」「スマホ向けアプリ開発」「新規メディア系技術・サービス開発」を挙げている。フジ・スタートアップ・ベンチャーズからの出資を通じて、中核子会社のフジテレビジョンとグループ各社のメディア・コンテンツ事業のさらなる発展へ向けた成長分野への戦略投資とアライアンス展開を推進する。これにより成長分野における事業の推進および拡大と、新規事業の創出を目指す。

 新会社は、現在 FMH が設立へ向けて最終的な調整を進めている第一号投資ファンド(15億円規模を予定)の運営業務の実施を予定する。フジ・スタートアップ・ベンチャーズの代表取締役社長には、亀山千広氏(フジテレビジョン 常務取締役)が就任する。

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