米インテルは米国時間の2013年1月17日、2012年10-12月期の決算を発表した。売上高135億ドル、純利益25億ドルとなり、それぞれ前年同期比で3%減、27%減となった。

 発表後に会見したポール・オッテリーニCEO(最高経営責任者)は、「パソコンの需要はそれほど強くない」とし、「市場は持ち運びしやすいタブレット中心に変わっている。今後は電池など可動時間を延ばすような努力が必要になる」と新たな課題について述べた。

 インテルでは今後も様々な提携先と協力して、超薄型パソコン「ウルトラブック」のような新型のタブレットの機能を高める。また携帯電話市場がスマートフォンと融合することで、6~10インチ画面の製品市場が拡大すると指摘。「次世代パソコンを“発明”し、インテルのイノベーションを起こす」とした。