写真1●PadFone 2
写真1●PadFone 2
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 ASUSは2013年1月18日、東京・六本木で報道関係者向けの発表会を開催し、タブレットとしても利用可能なスマートフォン「PadFone 2」を披露した(写真1)。すでにPadFone 2は1月12日より発売が開始されており、全国の量販店などで購入できる(関連記事)。

 PadFone 2本体は4.7インチのAndroidスマートフォンで、単体でスマートフォンとして利用できる。さらに10.1インチのタブレット型デバイス「PadFone 2 Station」(写真2)にドッキングすることで、Androidタブレットとしても利用できるのが特徴(写真3)。

写真2●PadFone 2 Station<br>PadFone 2本体をドッキングした状態。
写真2●PadFone 2 Station
PadFone 2本体をドッキングした状態。
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写真3●ドッキングによりタブレットのように利用できる
写真3●ドッキングによりタブレットのように利用できる
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 プロセッサやストレージといった中核部分はスマートフォン側であるPadFone 2のみに搭載されている。PadFone 2 Stationは外部ディスプレイのようなデバイスで、単体でAndroidタブレットとして利用することはできない。

 タブレット側であるPadFone 2 Stationの背面には、PadFone 2をドッキングするためのベイが用意されている。以前の「PadFone」ではドッキング時にカバーを開ける必要があったが、PadFone 2ではタブレット上方からスマートフォン本体をスライドさせるだけでドッキングできる。

 PadFone 2本体を最後まで押し込むと、短いバイブレーションが発生し、約1秒ほどでタブレット側のディスプレイがオンになる。このとき、スマートフォンで見ていた画面がタブレット側にも引き継がれる(写真4)。ただし実際には再描画されており、Webページの場合はリロードされる。

写真4●スマートフォン側(写真左)で表示していたWebページが、タブレット側(写真右)にもそのまま引き継がれる
写真4●スマートフォン側(写真左)で表示していたWebページが、タブレット側(写真右)にもそのまま引き継がれる
写真4●スマートフォン側(写真左)で表示していたWebページが、タブレット側(写真右)にもそのまま引き継がれる
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 ドッキングさせることで、タブレットの背面ではスマートフォン部分がやや出っ張る格好となる。両手や片手でタブレットを保持する限りは邪魔にならない位置となっている。