米フェイスブックが中心となってサーバーハードウエアのオープンソース化を推進する「Open Compute Project(OCP)」に関する日本での啓蒙活動などを行う団体「オープンコンピュートプロジェクトジャパン」が2013年1月17日、日本で発足した。ドキュメントの日本語化に加えて、OCPへの日本からの貢献についても協議する。

 OCPは2011年4月に始まったプロジェクトで、フェイスブックなどが開発したコスト効率が高く、消費電力効率の良いサーバーやストレージ、ラックなどの設計図をオープンソース化している。OCPの運営団体であるオープン・コンピュート・プロジェクト・ファウンデーションは2011年10月に発足し、Webサービス事業者や金融機関、通信事業者、ハードウエアメーカーなど50社以上が参加する。