写真●Leapを利用している様子(YouTubeの動画から)
写真●Leapを利用している様子(YouTubeの動画から)
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 米Leap Motionは現地時間2013年1月16日、同社の小型モーションコントローラー「Leap」の米国販売に関して米Best Buyと提携したと発表した。Best Buyは今春、実店舗およびオンラインストアで独占的にLeapを発売する。

 Leapコントローラーは、専用ソフトウエアと組み合わせることで、キーボードやマウスを使わずに指先や手の動きでコンピュータを操作できる(Leap MotionがYouTubeにアップロードしている紹介動画)。

 ディスプレイ手前の約0.2立方メートルの3次元コントロール空間において、両腕と10本の指の動きを毎秒290フレームの速度で追跡する。指や手を大きく動かして地図を拡大/縮小したり画像を回転させたりするほか、指先やペンを使って署名など細かい線を書くこともできる。100分の1ミリの精度で動きを認識するという。

 同社は2012年5月にLeapを発表し、同社サイト「LeapMotion.com」を通じて数量限定で注文を受け付けていた(関連記事:小型モーションコントローラー「Leap」、米新興会社が発表)。希望小売価格は69.99ドル。WindowsとMac OS Xに対応する。LeapMotion.comでは引き続き注文を受け、Best Buyは2月にオンラインストア「BestBuy.com」で予約注文の受付を開始する。

 また米メディアの報道(CNET News.com)によると、Leap Motionは同製品を台湾ASUSTeK Computer(ASUS)の新たなパソコンに同梱して販売することでASUSと提携を結んでいる。

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