写真●米MicrosoftのPanos Panay Surface担当ジェネラルマネージャーによるツイート
写真●米MicrosoftのPanos Panay Surface担当ジェネラルマネージャーによるツイート
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 米Microsoftは、独自のWindowsタブレット「Surface」の上位機種「Surface with Windows 8 Pro(Surface Pro)」をまもなく工場から出荷する。同社Surface担当ジェネラルマネージャーのPanos Panay氏が現地時間2013年1月15日に「Twitter」に投稿したコメントから明らかになった。Panay氏は、Surface Proが数週間以内に発売されると述べている。

 Surfaceは、Windows 8のARM版である「Windows RT」を搭載した「Surface with Windows RT(Surface RT)」が、Windows 8の正式リリースと同時に2012年10月26日にすでに発売されている。Microsoftは当初より、Windows 8の上位エディション「Windows 8 Pro」を搭載するSurface Proの投入をSurface RTの約3カ月後と予定し、11月29日には発売時期を2013年1月中とした(関連記事:Microsoft、「Surface」のWindows 8 Pro版を来年1月発売)。

 Surface Proは解像度1920×1080ドットの10.6インチディスプレイを搭載し、CPUに米Intelの第3世代「Core i5」を採用する。メモリーは4Gバイト。付属のスタイラス(電子ペン)を使った手書き入力に対応する。本体の厚さは約13.5mm、重さは約907g。販売価格は64Gバイトモデルが899ドル、128Gバイトモデルが999ドル。キーボード兼用のカバー「Touch Cover」「Type Cover」をオプションで用意する。

 一方Surface RTは解像度1366×768ドットの10.6インチディスプレイを備え、米NVIDIAのARMプロセッサ「Tegra 3」、2Gバイトのメモリーを搭載する。厚さは約9.3mm、重さは約676g。ストレージ容量は32Gバイトと64Gバイトが有り、カバー無しの32Gバイトモデルが499ドルとなっている。

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