Java 7 Update 11のダウンロードページ
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 国内外のセキュリティ組織やセキュリティ会社は2013年1月11日以降、Javaの実行・開発環境である「Java 7」に新たな脆弱性が見つかり、攻撃に悪用されているとして注意を呼びかけている。対策は、脆弱性を修正した「Java 7 Update 11」にアップデートすること。セキュリティ組織の米US-CERTなどでは、WebブラウザーでJavaを無効にすることも勧めている。

 今回脆弱性が見つかったソフトウエアは、プログラミング言語JavaのプラットフォームであるJava 7 Update 10およびそれ以前。

 具体的には、Javaで作成されたアプレットやアプリケーションの実行環境であるJava SE Runtime Environment(JRE 7)、それらの開発環境であるJava SE Development Kit(JDK 7)、JREやJDKなどをまとめたパッケージであるJava Platform Standard Edition 7(Java SE 7)のいずれかのUpdate 10およびそれ以前が該当する。

 ユーザーに覚えがなくても、これらがパソコンにインストールされている可能性があるので要注意。JREなどはパソコンにプリインストールされている場合がある。また、別のソフトウエアをインストールした際に、同時にインストールされる場合もある。JREはWebブラウザーのプラグインとしてもインストールされる。