写真1●モバイル統合アプリケーション for iOSの画面例
写真1●モバイル統合アプリケーション for iOSの画面例
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写真2●パブリックプリントサービス用の複合機
写真2●パブリックプリントサービス用の複合機
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 富士ゼロックスは、同社のクラウドストレージサービス「Working Folder」や複合機などと連携するiPad向けアプリ「モバイル統合アプリケーション for iOS」を2013年1月25日から発売する。営業職やインフラの保守員など大量の文書を扱うユーザーを対象とする。

 外出先で文書を閲覧する場合は、社内で富士ゼロックスの文書管理システム「DocuShare」などからWorking Folderに文書をアップロードしておき、社外でモバイル統合アプリケーション for iOSを用いてWorking Folderに接続する。同アプリでは、オフィスにある同社製の複合機で文書を印刷したり、紙文書をスキャンしたりすることも可能である。

 モバイル統合アプリケーション for iOSの価格は、5ライセンスの場合で5万円から。利用には、米アップル社の「iOS Developer Enterprise Program」への登録が必要。

 これに加えて同社は、店舗やカフェなどの複合機でクラウド上にある文書を印刷できるサービス「パブリックプリントサービス」、および同サービス専用の複合機を2013年2月11日から販売開始する。