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日本IBMの2013年ソフトウエア事業、PureSystemsやSmarter Commerceなど注力

2013/01/16
藤本 京子=ITpro (筆者執筆記事一覧
写真●日本IBM 専務執行役員 ソフトウェア事業担当 ヴィヴェック・マハジャン氏
写真●日本IBM 専務執行役員 ソフトウェア事業担当 ヴィヴェック・マハジャン氏
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 日本IBMは2013年1月16日、ソフトウエア事業の2013年の戦略説明会を開催した。同社 専務執行役員 ソフトウェア事業担当のヴィヴェック・マハジャン氏(写真)は、2013年のソフトウエア事業の方針として「アジリティの向上とセキュリティの強化で顧客の変革とビジネスの成功に貢献する」と述べた。

 この方針に基づき、IBMが注力するのは以下の4点だとマハジャン氏は説明する。

  • ソフトウエアとハードウエアの融合製品「PureSystems」とモバイルエンタープライズ
  • Eコマースを支援する取り組み「Smarter Commerce」とビッグデータの活用
  • セキュリティ
  • パートナーとの販売網拡大

 まずPureSystemsについては、ソフトウエアのパターンと稼働するアプリケーションを拡充するほか、用途に応じてPureSystemsのラインアップも拡充していく。モバイルエンタープライズに関しては、モバイルアプリケーションの開発・実行・管理のライフサイクル全体をカバーし、コラボレーションやアナリティクスのようなアプリケーションをモバイルデバイス向けに提供するという。

 Smarter Commerceについては、これまでに買収してきた企業の製品を日本でも本格展開する。マハジャン氏はその一例として、2011年12月に買収したEコマース分析ソフトウエア企業の米DemandTec(関連記事)や、同じく2011年12月に買収したサプライチェーン分析企業の米Emptoris、2012年5月に買収した顧客体験アナリティクスソフトウェア企業の米Tealeaf Technologyなどの名前を挙げた。

 また、ビッグデータについては、先行するグローバルの事例やベストプラクティスを導入し、コンサルティング、ハードウエア、ソフトウエアのワンストップサービスを強化するという。

 セキュリティに関しては、IT基盤のみならず、分析や予兆、リスク管理までをトータルに支援するとしている。中でも、「他社はまだカバーできていないセキュリティインテリジェンスに力を入れたい」とマハジャン氏は語る。セキュリティインテリジェンスとは、ユーザーやアプリケーションなどが生成するデータを収集・分析し、リスク管理することだと説明。そのうえで、「英語版でもいいから使いたい」というニーズのあったセキュリティインテリジェンスソフトウエア「IBM Security QRadar V7.1」(英語版)を1月11日より提供開始したことに触れた(関連記事)。

 パートナー戦略としては、中堅企業およびパートナー担当の営業を増員するほか、IBMのフルラインアップが提供できるパートナーを育成する。そのため、社員向けのトレーニングプログラムをパートナーにも展開する。また、AlgorithmicsやNetezza、SPSSなど、特定の製品や特定の業種などにおいて、競合他社からの置き換えを目的としたパートナーとの協業を強化するとしている。

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