「Office 発売記念 数量限定 Office Professional 2013 アップグレード優待パッケージ」のパッケージ画像
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各エディションに含まれるアプリケーション
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 日本マイクロソフトは2013年1月15日、次期Officeのコンシューマー向けパッケージ「Office 2013」を、2月7日に発売すると発表した。既に2012年12月7日から予約を開始していたが、これまで発売日は未定だった。プリインストールパソコンの“解禁日”も同日と発表したことから、各パソコンメーカーがOffice 2013を搭載した“春モデル”を発売する時期も、2月7日以降ということになる。

 発売するパッケージは、統合製品の「Office Personal 2013」(実勢価格3万1000円)、「Office Home and Business 2013」(同3万6000円)、「Office Professional 2013」(同6万2000円)、「Office Professional Academic 2013」(同3万円)のほか、「Word 2013」「Excel 2013」などの単体製品。発売記念のキャンペーンとして、割安の「Office 発売記念 数量限定 Office Professional 2013 アップグレード優待パッケージ」(同3万8000円)も数量限定で提供する。そのほかのエディションについては、今回は「アップグレード版」を提供しない。

DVDは同こんせず、Web経由でインストール

 今回発売するOffice 2013のパッケージには、インストール用のDVDを同こんしていない。箱の中にはプロダクトキーしか入っておらず、インストールはインターネット経由で行う。そのため、利用にはインターネット接続環境が必須となる。

 インストールには、起動に最低限必要なデータを優先的にダウンロードする「クイック実行(Click to Run)」という仕組みを採用する。これにより、インストール開始から数分後には、ソフトを使えるようになる。また、旧バージョンとの共存も可能。同社は、「昨今のインターネットの普及率から考え、DVDメディアの同こんではなく、『クイック実行』による提供の方がよりお客様のメリットになると考えた」としている。

 ただし、インターネット接続環境の問題などにより、インストール用DVDが必要なユーザーに対しては、別途有償でDVDを提供するという。