画面●Java緊急アップデートのダウンロード画面
画面●Java緊急アップデートのダウンロード画面
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 米Oracleは2013年1月14日(日本時間)、Windows/Macパソコンなど多くのプラットフォームで動作する「Java」実行環境のアップデート版「Java 7 Update 11」を緊急リリースした(画面)。同社のWebサイトで無償でダウンロードできる。

 Javaに関しては、JVN(JPCERTコーディネーションセンターと情報処理推進機構が共同で運営する脆弱性関連情報サイト)が1月11日に緊急の脆弱性情報を出していた。「細工されたWebページなどを開くことで、任意のコードが実行される可能性がある」とし、「1月11日現在、対策方法はありません」としていた。

 Oracleが緊急リリースしたアップデートはこの脆弱性に対応するもの。OracleはJava利用者に対し、早急なアップデート適用を呼びかけている。

[Javaアップデートのダウンロードページ]
[JVNの発表文書]