韓国Samsung Electronicsは、同社のスマートフォン「GALAXY S」シリーズの累計販売台数が、現地時間2013年1月13日に1億台に達したと発表した。

 同社が1月14日に明らかにしたデータによると、2010年6月にリリースされたGALAXY Sシリーズ初代モデルは発売後7カ月かけて1000万台に達し、これまで2400万台以上が販売された。2011年4月発売の2代目モデル「GALAXY S II」は5カ月で1000万台を突破し、約4000万台を出荷している。

 フラッグシップモデルとして2012年5月に投入した3代目の「GALAXY S III」は、発売からわずか100日間で2000万台を達成し、同社史上最も急速に売れたスマートフォンとなった。現時点での販売台数は、4000万台にのぼるという。

 米IDCの調査によると、2012年第3四半期におけるSamsungの世界スマートフォン出荷台数は、前年同期比100.4%増の5630万台。市場シェア31.3%で首位の座を維持した(関連記事:7~9月の世界スマホ出荷台数、SamsungがAppleの2倍に、IDCの調査)。同社は、2013年に5億1000万台のモバイル端末販売を目指していると報じられているが、これは前年を20%上回る数字だ(関連記事:Samsung、2013年に5億1000万台の携帯端末販売を目指す---韓国メディア報道)。

 加えて、2月にスペインのバルセロナで開催されるモバイル業界の国際見本市「Mobile World Congress 2013」で、GALAXY Sシリーズの次期モデルを発表すると噂されている(米ZDNetの報道)。

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