画面●「UCCコーヒークーポン」のWebサイト。不正アクセスを受けて、会員サービスは停止中
画面●「UCCコーヒークーポン」のWebサイト。不正アクセスを受けて、会員サービスは停止中
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 UCC上島珈琲は2013年1月7日、同社のWebサイト用の一部サーバーが外部から不正アクセス被害を受け、個人情報が改ざんされたことを発表した。

 改ざんされたのは、会員制サービスの「UCCコーヒーノート」と「UCCコーヒークーポン」(画面)に登録された約47万人分の個人情報(氏名、住所、性別、メールアドレス、電話番号、ID番号、パスワード)。クレジットカード番号や銀行口座番号などは含まれない。現時点では、改ざんの事実は判明しているものの、個人情報の外部流出については確認されていないという。

 UCC上島珈琲のWebサイト担当者は1月4日、異常に気づいて調査を開始。その結果、1月2日の15時頃から22時頃までの間に不正アクセスの痕跡があり、個人情報改ざんの事実が判明したという。1月5日に当該サービスを停止し、1月8日時点ではまだ復旧していない。

 原因は究明中で、外部専門家の協力を得ながら、再発防止を図るとしている。改ざんされて失われた個人情報については、別途バックアップデータを取得しており、「出来る限り早いサービスの再開に努めてまいります」としている。

[UCC上島珈琲の発表文書(PDF)]