写真●Handbookアプリ(Windows 8版)の画面
写真●Handbookアプリ(Windows 8版)の画面
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 インフォテリアは2012年12月28日、ユーザー端末に文書コンテンツを配信するための法人向けサービス「Handbook」(写真)において、新たにWindows 8用閲覧ソフトを提供開始したと発表した。既にWindowsストアから入手できる。これにより、閲覧ソフトの稼働環境は、汎用Webブラウザー(Flashランタイム)、iPad/iPhone、Android、Windows 8、となった。

 HandbookはSaaS型(月契約または年契約)で提供する、文書コンテンツの配信サービスである。Webブラウザーから利用できるSaaSの「Handbook Studio」が、コンテンツの作成/編集機能と配信機能を提供する。これを、各デバイス用に用意した専用アプリケーション「Handbookアプリ」を使って閲覧できる。今回で、Windows 8用のHandbookアプリが加わった。

 用途としては、営業資料や商品カタログ、会議資料、ラーニング教材などを作成/編集し、これをスマートデバイスに配信できる。配信コンテンツの単位を「ハンドブック」と呼び、複数のファイル(画像、オフィス文書、PDFなど)を階層構造に配置してまとめたものになる。画面上でのファイルの見せ方(レイアウト)なども設定できる。ネットワークにつながっていないオフライン環境でも利用できる(ダウンロード配信する個々のハンドブックごとに有効期限を設定できる)。

 価格(税込み)は、以下の通り。閲覧環境のHandbookアプリは、無償でダウンロード/利用できる。作成/編集/配信環境のHandbook Studio(容量1Gバイト、50ユーザーの最小構成)は、共用サーバーの「Handbook Studio Standard」が月額2万1000円(または年額21万円)、専用サーバーの「Handbook Studio Premium」が月額9万4500円(または年額94万5000円)。