2012年の米国ホリデーシーズンにおけるオンライン小売サイトの顧客満足度トップ20(出典:ForeSee E-Retail Satisfaction Index, U.S. Holiday Edition)
2012年の米国ホリデーシーズンにおけるオンライン小売サイトの顧客満足度トップ20(出典:ForeSee E-Retail Satisfaction Index, U.S. Holiday Edition)
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 米ForeSeeは現地時間2012年12月27日、ホリデーシーズンにおけるオンライン小売サイトの顧客満足度調査の結果を発表した。それによると、100点満点中88点を獲得した米Amazon.comが8年連続で首位に立った。顧客満足度の全体平均は78点だった。

 Amazon.comは多様な品揃えと、顧客中心の戦略が高い満足度につながっていると、ForeSeeは分析している。今年の調査は対象を40サイトから100サイトに拡大し、感謝祭(11月22日)からクリスマス(12月25日)に消費者2万4000人から回答を得た。

 今年は多くの大手ブランドが顧客満足度を下げており、米Appleは83点から80点に低下し、米Dellは80点から77点へと平均を下回った。最も大きく落ち込んだのは米JCPenneyで、83点から78点へと5ポイント下げた。

 一方、米HSN(76点から81点へ)やソニー(74点から79点へ)は満足度の上昇が著しかった。米LLBeanは81点から85点へと4ポイント増加して2位に付けた。

 Amazon.comは同日、ホリデーシーズン中に同社ECサイトで最も売れた商品は同社のタブレット端末「Kindle Fire HD」だったと発表した。Kindle Fire HDはリリース以来15週間、全カテゴリーにおいて販売ナンバー1の座を維持しているという。また、ピークとなった11月26日には全商品で2650万アイテムの注文を受けた。これは1秒当たり306アイテムが売れた計算になる。

[ForeSeeの発表資料]
[Amazon.comの発表資料]