MMD研究所が2012年12月27日まとめたスマートフォンユーザーの利用調査で、「LINE」「カカオトーク」など無料通話/チャットアプリの定期利用率が今年7月の28.4%から、12月には40%へと急増していることが分かった。最も利用しているアプリはLINEがトップだった。

 調査結果によると、定期的に利用しているアプリは「天気」(56.7%)、「SNS」(50.7%)、「無料通話/チャット」(40%)の順。天気とSNSは7月の調査と順位変動はなく利用率が若干落ちたが、無料通話/チャットは7位から3位へと急浮上した。

 また、最も利用しているアプリをフリー回答で聞いたところ、「LINE」がトップで16.2%。これに「Facebook」(12.6%)、「Twitter」(4.6%)が続いた。

 スマートフォンの購入時期は、58%が「2012年」と回答。新しいユーザーが多い。所有している端末は「iPhone」(37%)、「Xperia」(11.3%)、「AQUOS PHONE」(11%)がトップ3。1カ月内に有料アプリを1個以上ダウンロードする人は、男性が36.6%、女性が21.7%で、男性の方が購入率が高かった。

 20歳から59歳のスマートフォン所有者を対象に実施したインターネット調査で、調査期間は12月18、19の両日。有効回答者数は670人。