米Microsoftは現地時間2012年12月26日、米国における直営店の店舗数を2013年の年明け早々に拡大すると発表した。サンフランシスコやマイアミなどの都市で、新たに6店舗を正式店としてオープンする。

 これに先立ち同社は、年末商戦に向けてオープンした短期営業店を年明けも継続して営業し、一部の店舗については正式直営店にすると発表していた。MicrosoftのWebサイトによると、同社の店舗は現在、米国本土、プエルトリコおよびカナダに短期営業店と正式店を合わせて65店舗ある。

 Microsoftはこのうち4店舗を正式店にし、新たに2店舗を追加するもよう。新規オープンする都市は、サンフランシスコ(カリフォルニア州)、マイアミ(フロリダ州)のほか、ソルトレークシティ(ユタ州)、サンアントニオ(テキサス州)、セントルイス(ミズーリ州)、ビーチウッド(オハイオ州)となる。

 Microsoftのマーケティングサービスグループでジェネラルマネジャーを務めるJonathan Adashek氏によると、同社は過去1年間で51店をオープンしているという。このうちカナダの4都市で店舗展開するなど、同社は米国外での販路拡大にも力を入れていると同氏は説明している。また、先ごろは同社が2013年にも欧州1号店となる英国店をオープンさせる計画を立てているとFinancial Timesなどの英メディアが伝えていた。

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