写真●Hitachi Advanced Collaboration Systemの画面
写真●Hitachi Advanced Collaboration Systemの画面
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 日立ソリューションズは2012年12月25日、音声/映像とともにホワイトボードを共有できるようにする電子会議ソフト「Hitachi Advanced Collaboration System」(ACS)の新版「バージョン01-03」(写真)を発表した。2013年1月7日に販売開始する。新版では、ホワイトボードに付箋を付けられるようにした。

 ACSのホワイトボードは、Windowsパソコン/タブレットや電子黒板機器から利用できる。ホワイトボードには、手書きの文字や図に加え、任意の画像を貼り付けることも可能。オフィス文書(Word/Excel/PowerPoint)は、ホワイトボード上での編集はできないものの、画像データとして取り込んで共有できる。

 ACSは、前提としてUC(統合コミュニケーション)ソフトであるMicrosoft Lync 2010が必要となる。Microsoft Lyncの機能である、音声/映像や資料の添付機能などを用いた電子会議をベースとしつつ、共有ホワイトボード機能を追加で利用できるようにするものである。

 新版では、ホワイトボードに付箋紙を付けられるようにした。ホワイトボード上の情報に対する補足説明(コメント)を、付箋紙の形で表現できる。これにより、新しい気付きを与え、意見やアイデアを引き出し、活発な議論を促進させられるようになるとしている。

 価格は、1ユーザー当たり1万5750円(最小構成は30ユーザー、税込み)。