日本オラクルは2012年12月21日、2013年5月期の上半期(2012年6~11月期)決算を発表した。連結売上高は743億1900万円(前年同期比11.6%増)、営業利益は209億200万円(同15%増)となった。売上高、営業利益ともに過去最高となった。

 売上高の内訳はソフトウエアライセンス部門が211億8700万円(前年同期比23.7%増)、ハードウエア部門が110億8200万円(前年同期比12.2%増)だった。

 ビッグデータやクラウドコンピューティング環境の需要増が売り上げをけん引した。同日電話会見した遠藤隆雄社長は「SaaSで新規顧客が獲得できたほか、EBS(Oracle E-Business Suite)など既存ソフトの販売も調子が良い」と話した。2013年5月期の業績予想は据え置いた。