写真●運用サービスの対象として販売するSecureSphereの外観(SecureSphere X4500)
写真●運用サービスの対象として販売するSecureSphereの外観(SecureSphere X4500)
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 アズジェントは2012年12月21日、Web/DBファイアウォール機器「SecureSphere」の導入、運用、保守を支援するサービスを発表した。同社が新たに国内販売代理店の1社としてSecureSphere(写真)の販売を12月25日に始めるのに合わせ、関連SIサービスを新規にメニュー化し提供する。SecureSphereの開発会社は米インパーバ(米Imperva)で、日本法人はImperva Japan。

 取り扱い開始するSecureSphereは、不正アクセスからWebシステムを守るWAF(Webアプリケーションファイアウォール)の機能と、データベースサーバーを守るDBF(DBファイアウォール)の機能を提供するセキュリティ機器。アクセス透過型(ブリッジ型)のゲートウエイとして動作するので、WebやDBのネットワーク構成を変えずに導入できる。提供する機能(WAF、DBF、ファイル保護)などに応じてモデル構成を分けている。

 アズジェントは今回、SecureSphereの取り扱いを開始するのに合わせて、関連SIサービスを体系化/メニュー化した。価格(税別)は、中核となるマネージド(運用)サービス「アズジェント マネージドサービス for Imperva」が、WAFの最下位モデル「X1000 WAF」(332万5000円から)の場合で、月額10万円から(対象システムの規模によって異なる)。サービス内容は、稼働監視、障害対応、セキュリティインシデントの報告/対応など。

 運用サービス以外にも、SecureSphereを対象とした「オンサイト保守サービス」(初年度26万6000円から)や「導入支援サービス」(要問い合わせ)なども体系化/メニュー化した。前提となるSecureSphereの販売目標は、初年度80セット。