米Googleは現地時間2012年12月18日、デジタルコンテンツ配信/販売サービス「Google Play」の音楽サービスにおいて、楽曲のマッチング機能を米国でも利用可能にしたと発表した。

 同機能はすでに欧州で11月から提供しており、ユーザーの音楽ライブラリーをスキャンして、合致する音楽があればそれをクラウド上に用意する。ユーザーはわざわざ手持ちの音楽をアップロードする必要がない。

 Google Playの音楽サービスは、最大2万曲をクラウド上に保存できる。ユーザーは自宅でも旅行先でも、異なるデバイスから自身のプレイリストにアクセスし、好きな音楽を楽しめる。Google Playの音楽サービスの楽曲データは最大320kbpsで配信される。

 米Appleと米Amazon.comは以前より同様のクラウド音楽サービスを提供している。Appleの「iTunes in the Cloud」では年間利用料24.99ドルの「iTunes Match」で最大2万5000曲に対応する。Amazon.comの「Amazon Cloud Player」は250曲まで無償、年間24.99ドルの「Premium」に加入すれば最大25万曲保存できる(関連記事:Amazon.com、クラウド音楽サービスにApple対抗の「スキャン&マッチ」を導入)。

[Googleの発表資料]