写真●日本マイクロソフトがSQL Server 2012用アプライアンスとして提供するストレージの例(Violin 6000シリーズ モデル6606)
写真●日本マイクロソフトがSQL Server 2012用アプライアンスとして提供するストレージの例(Violin 6000シリーズ モデル6606)
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 日本マイクロソフト(日本MS)は2012年12月17日から、同社のミドルウエア「Microsoft SQL Server 2012 Enterprise エディション」と、SSDストレージを組み合わせて使うデータベース専用マシン「Microsoft SQL Server SSD Appliance」の提供を開始した。マシンの販売はシステムベンダー6社を通じて行い、日本MSがSQL Server 2012のライセンスを提供する。

 6社はSCSK/NEC連合、ソフトバンク・テクノロジー、デル、東芝ソリューション、日本ヒューレット・パッカード、日本ユニシス。SSDストレージの容量やサーバーのスペック、価格などはそれぞれ異なるが、いずれも、1000万~5000万円程度の価格帯。「ビッグデータ」利活用をにらんだ大量データの高速処理をこなすのに十分な性能を備え、SQL Server 2012向けのチューニングを施している。

 このうち、東芝ソリューションが販売するモデルは、ストレージ(Violin 6000シリーズ モデル6606=写真、物理容量6.6TB)とサーバー(Cisco UCS C460 M2、Intel Xeonプロセッサ E7-4870 2.4GHz、4プロセッサ、40コア、メモリ1024GB)の構成で、価格が2590万円(税込み)。Microsoft SQL Serverのライセンス料金は別途かかる。

[日本マイクロソフトの発表資料]