ゼンクは2012年12月13日、機器設置や現地調査などのフィールド作業を管理するシステム「PremierΖ(プルミエゼータ)」(写真1)をオープンソースソフトウエアとして公開した。
PremierΖは「いつ」「誰が」「どこで」「何を行ったか」を一元管理するシステム。「特に中小規模の人材派遣業やオンサイトサポート業で、電話やFAXでの管理をシステム化する用途に適している」(ゼンク 代表取締役 増田芳憲氏)という。携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末からも利用でき、現場からはモバイル端末で作業状況を報告できる(写真2)。採算の確認や勤務表(写真3)の出力も可能。
Linux、MySQL、PHP上で稼働する。配布ライセンスはAGPL(Affero General Public License)。
ゼンクは、インストール代行やカスタマイズ、操作トレーニングなどのサポートサービスを提供する。ASP(Application Service Provider)としてインターネットでの提供も可能という。いずれも料金は個別見積もり。
PremierΖはゼンクのホームページからダウンロードできる。