写真●Android向け公式Twitterアプリに搭載された簡易画像加工機能「フィルター機能」
写真●Android向け公式Twitterアプリに搭載された簡易画像加工機能「フィルター機能」
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 米Twitterの日本法人であるTwitter Japanは2012年12月11日、米メディアの報道などにより開発が噂されていた「Instagram」対抗の写真フィルター機能をスマートフォン向け公式アプリに搭載したとアナウンスした(関連記事)。

 同フィルター機能は、ツイートに添付する写真の明るさや雰囲気を変えたり(フィルター)、トリミング(一部分を切り抜くこと)したりするための加工機能を提供する。フィルターは「モノクロ」や「映画風」「レトロ風」など、8種類を用意。ただし、現状ではあくまで簡易版という位置付けで、フォトレタッチソフトのように本格的な写真編集はできない。

 公式アプリへの同機能の搭載に当たっては、各種スマートフォンプラットフォーム向けに画像加工用SDK(ソフトウエア開発キット)を提供しているベンダーである米Aviaryとのパートナーシップのもと開発を進めたという。

 なお、11日午後11時現在、Android版アプリはアップデートにより既に同機能を搭載しているが、iPhoneやiPadなど向けのiOS版アプリはまだアップデートされていない。iOS版公式アプリへのフィルター機能搭載について同社では、「近々アップデートされる予定」とのみ述べている。