ITベンチャーの高速屋は2012年12月11日、メモリー上でデータを管理するインメモリー型データベース(DB)の最新版「高速機関6」を2013年4月に発売すると発表した。同時に、発売に先駆けてベータ版の提供を12月11日に始めた。

 高速機関は、メモリーでの高速処理に適するようあらかじめデータ格納時に参照関係を作成するなど、独自のインデックス技術やデータ圧縮技術を採用した製品。今回発表した新版では64ビットプロセッサ対応と並列処理機能の強化を通じ、テラバイト級の大規模データの分析に活用できるようにしたという。

 新版は、16ギガバイト以上のメモリーとインテルのXeonプロセッサ、Windows Server 2008 R2以降のOSを搭載したサーバーで動作する。