写真●グーグルが公開した第46回衆議院選挙に関する情報サイト「選ぼう 2012」
写真●グーグルが公開した第46回衆議院選挙に関する情報サイト「選ぼう 2012」
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 グーグルは2012年12月10日、16日に投開票日を迎える第46回衆議院選挙に関する情報サイト「選ぼう 2012」(写真)を開設した。前回(2009年)の第45回衆院選のときから提供が始まったサービスで、「今回は、急速に普及しているスマートフォンやタブレット端末からも快適に情報を閲覧できるようにした」(同社)という。

 具体的に、同サイトでは「候補者を知る」「政党を知る」「政治家と話そう」という三つのメニューを用意している。「候補者を知る」では、ユーザーが住んでいる地域の比例代表および小選挙区で立候補している候補者の情報を見られる。「政党を知る」では、今回の選挙で候補者を立てている13政党それぞれについて、政党の概略やマニフェストの要点、公式Webサイト(URLリンク)などの情報を確認可能だ。

 「政治家と話そう」は、12月14日(12時~22時)に開催するイベントで、一般公募で選ばれた参加者と各政党(10日現在で8党が参加予定)の代表者が「日本の未来」をテーマに意見を交換する予定となっている。複数ユーザーが同時に利用できるビデオチャットツール「Google+ ハングアウト」を利用し、参加者(有権者)の質問に政治家が直接答える形をとるという。会議の様子はGoogle+およびYouTubeでライブ配信される。

 グーグルはまた、動画共有サイト「YouTube」上に、同選挙に関連した専用チャンネル「日本の政治チャンネル」もオープンしている(7日から公開)。同チャンネルでは、YouTube公式パートナーの報道機関によって掲載されたニュース動画や、各政党が提供している公式動画などを閲覧できる。