Twitter Japanは2012年12月7日夕方、午後5時18分に三陸沖を震源とする強い地震が発生したことを受けて、地震に関連する様々な情報を効率良くTwitteで伝達できるように、専用ハッシュタグの利用を推奨することなどを公式ブログ上で呼びかけた。

 専用ハッシュタグは、地震一般に関する情報が「#地震」、津波に関する情報が「#津波」、救助要請が「#救助」、避難情報が「#避難」、安否確認が「#安否」などとなっている。ただし、何かが起こって助けが必要な人に対しては、ツイートをする前にまずは110番や119番に電話をするよう勧めている。

 そのうえで、もし何らかの理由で電話がかけられないがツイートをすることが可能である場合は、「できるだけ具体的に状況を説明する」「可能ならハッシュタグとして『#救助』を付ける」という2点を念頭に置いて救助要請ツイートを投稿するよう推奨している。また、「救助が完了したら元のツイートを削除」し、「可能であれば救助された旨をツイートすること」も併せて要請している。

 同社はまた、郵便番号を元に、地域の災害関連情報をツイートしているアカウントを検索できる「ライフラインアカウント検索機能」を紹介し、必要に応じてこちらも活用するようアナウンスしている。これらの情報は今後も災害発生時に必要になるケースが出てくると思われるので、Twitterユーザーはこれを機会にぜひ覚えておくことをお勧めしたい。