写真1●18歳から29歳までの若者を対象としたWindows 8向けアプリ開発コンテスト「Digital Youth Award」(公式Webサイトの画面)
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写真2●日本マイクロソフトの香山春明 執行役常務 コンシューマー&パートナーグループ担当
写真2●日本マイクロソフトの香山春明 執行役常務 コンシューマー&パートナーグループ担当
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写真3●バイヤーとして参加する会社の一覧
写真3●バイヤーとして参加する会社の一覧
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写真4●「Digital Youth Award」発表会に参加した関係者
写真4●「Digital Youth Award」発表会に参加した関係者
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 日本マイクロソフトなど111社の企業が参加する団体「ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム」(WDLC)は2012年12月7日、18歳以上29歳までの若者によるWindows 8アプリ(Windowsストアアプリ)の開発コンテスト「Digital Youth Award」(写真1)を開催することを発表した(WDLC主催、経済産業省後援)。

 実際に開発したアプリを募集する「アプリ開発部門」とアプリのアイデアを募集する「アイデア発想部門」の2部門を募集する。募集テーマは「人が“豊か”になる国民的アプリ」。本日から公式Webサイト上で応募受け付けを開始しており、2013年1月31日に応募受け付けを終了、2月上旬から中旬にかけての審査を経て2月28日に最終結果を発表する予定となっている。年齢条件を満たしていれば、社会人か学生かは問わず、個人でもチームでも応募できるが、法人の応募は認めていない。

 2月28日に開催される決勝大会では、WDLC会長である日本マイクロソフトの香山春明 執行役常務(写真2)や放送作家の小山薫堂氏ら6名の審査員のほかに、約100社の企業および団体がアプリの「バイヤー」として参加(写真3)。最終選考に残った12点の優秀作品の応募者によるプレゼンテーションを受け、アプリの事業化やアイデアの実現化に向けて応募者と直接交渉するマッチング機会を設けるという「日本初の試み」(WDLC)を実施する。

 発表会にバイヤー代表として登壇したヤフーの村上臣 執行役員(写真4の左から3人目)は「イノベーションは若い人から起こるのではないか。少しでも、その力になって一緒にサポートしていきたい」と意気込みを語った。経済産業省 産業人材政策室の中島大輔 室長補佐(写真4の左から2人目)は「知識を学ぶだけでなく、自分で興味を持って一人称で学んで経験していくことが重要。ぜひ多くの若い人材が積極的に挑戦してもらいたい」と期待する。

 優秀作品を作った応募者へは、上記マッチングによる事業化支援などに加えて、「グランプリ」として賞金10万円(2組)、「準グランプリとして賞金5万円(2組)、その他「WDLC理事賞」や「協賛企業賞」などの特典も用意している。