共通の関心を持つ人たちがいつでも集まれる「Communities」
共通の関心を持つ人たちがいつでも集まれる「Communities」
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写真加工アプリケーション「Snapseed」のAndroid版
写真加工アプリケーション「Snapseed」のAndroid版
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 米Googleは現地時間2012年12月6日、独自SNS「Google+」の機能強化として、共通の関心を持つ人たちがいつでも集まれる「Communities」機能を追加した。また、写真加工アプリケーション「Snapseed」のAndroid対応版をリリースした。

 このうちCommunities機能では、地元に関する話題から人気映画やスポーツチームまで、さまざまなテーマのコミュニティーを公開/非公開で作成できる。ディスカッションのカテゴリー分類機能により、特に関心の高い話題をすぐに見つけられる。コミュニティーのメンバーとビデオチャット「hangout」で会話したり、イベントの計画を立てたり、Web上で気に入ったコンテンツをコミュニティー内で共有したりできる。

 同日よりプレビュー版を順次提供する。利用可能になると画面左側のメニューにCommunitiesアイコンが表示され、手軽にコミュニティーの新規作成、既存コミュニティーへの参加が行える。近いうちにモバイルにも対応する予定。

 一方のSnapseedは、Googleが9月に買収した米Nik Softwareが手がけるアプリケーションで、iOS対応版が2011年の「iPad App Of The Year」に選ばれている。デスクトップ版(Mac/Windows向け)も提供されているが、買収時点でAndroid対応版は開発段階だった(関連記事)。

 写真の補正やトリミングといった基本的な調整のほか、各種フィルターでモノクロやビンテージ加工をかけたり、「Control Point」技術によって顔だけ明るく、あるいは空だけ濃くしたりできる。Google+などのサービスを介して作品を共有することが可能。「Google Play」から無償でダウンロードできる。またiOS対応版もアップデートし、Google+での共有機能を統合した。

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