写真●中国語化した企業情報ポータル(EIP)型グループウエア「INSUITE」の画面(レポート画面)
写真●中国語化した企業情報ポータル(EIP)型グループウエア「INSUITE」の画面(レポート画面)
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 ドリーム・アーツは2012年12月6日、ダイキン工業化学事業部の中国拠点向けに、同社のグループウエアやWebデータベースなどを組み合わせた営業改革ソリューションをクラウド上に構築し、提供したとを発表した。12月初めから本格稼働している。

 営業改革ソリューションは、同社の企業情報ポータル(Enterprise Information Portal、EIP)型グループウエア「INSUITE」と業務プロセス管理(Business Process Management、BPM)型Webデータベース「ひびきSm@rtDB」、営業支援ツール「ひびきSALES」という3種類のソフトウエア製品を組み合わせて構築した。

 ドリーム・アーツによれば、「ダイキン工業の化学事業部では、2010年に国内営業向けに営業改革ソリューションを導入し、リーマンショック以降の業績不振からV字回復を遂げたという実績があった。これが高く評価されて今回、中国拠点向けにも導入したいという話になった」という。

 ダイキン工業化学事業部では、「従来、中国拠点では営業活動で得た情報をスタッフ間で共有する習慣がなく、情報が属人化して組織としての戦略活動を進めづらい環境だった」といい、「営業改革ソリューション導入によって、中国のスタッフ間だけでなく、日中間の情報共有が円滑になった」としている。

 中国拠点への導入に当たってドリーム・アーツでは、ツールの中国語化作業(ローカライズ)や(写真)、法制度面での対応などを実施した。