スカパーJSATホールディングスは2012年12月5日、スカパーJSATによる子会社の設立について、同日開催の取締役会で決議したと発表した。新会社のディー・エス・エヌは今後、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)第6条に基づく特定事業として、日本の次期Xバンド衛星通信システムの整備・運営を進める。

 ディー・エス・エヌの設立は2012年12月19日を予定する。資本金は10億円で、スカパーJSATが65%の持ち分を保有する筆頭株主となる。第2位株主はNECとNTTコミュニケーションズで、ともに17.5%ずつ出資する。スカパーJSATは、2012年9月20日付入札公告の「Xバンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」について代表企業として落札し、この事業の遂行を目的とする新会社の設立を決定していた。

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