LODチャレンジ実行委員会は2012年12月5日、オープンデータのコンテスト「Linked Open Data(LOD)チャレンジ Japan 2012」の賞の詳細を発表した。同コンテストは、オープンデータの公開や共有の仕掛け、オープンデータを活用したアプリやアイデア、ビジュアライゼーションを募集する。

 オープンデータとは、誰でも自由に利用でき再配布することができるデータ。行政や社会インフラ、自然に関するデータなどが挙げられる。Linked Open Dataとは、コンピュータで処理しやすい形式でリンクされたオープンデータを指す。LODチャレンジは2011年に第1回が開催され、今回が2回めとなる。実行委員長は慶応義塾大学の萩野達也教授が務める。

 アプリケーション部門、アイデア部門、データセット部門、ビジュアライゼーション部門の4部門で最優秀作品を選出する。またスマーターシティ賞、ヒューマンセントリック賞、ライフサイエンス賞なども選出する。データや基盤を提供するパートナーによる賞も設ける。公共データの積極的な活用につながる作品を表彰する公共データ賞や、学生を対象とした学生奨励賞、LODが開催したアイデアソン、ハッカソンなどのイベントをきっかけに作られたチームによる応募作品などを表彰するLODチャレンジデー賞も設定した。

 コンテストや賞の詳細はLODチャレンジ2012の公式サイトに掲載している。