東日本旅客鉄道(JR東日本)や東海旅客鉄道(JR東海)などJRグループ各社は、2013年3月31日をもって、磁気式プリペイドカード「オレンジカード」の発売を終了すると発表した。Suica(スイカ)やTOICA(トイカ)などのICカード式乗車券に役割を譲る。

 自動券売機で切符購入に使えるオレンジカードの販売が始まったのは国鉄分割民営化前の1985年。小銭がいらない切符購入手段として利用されたほか、テレホンカードなどと並んで贈答品としても出回った。発売済みのオレンジカードは、2013年4月以降も引き続き利用できる。

[JR東海の発表資料]