米Nielsenが現地時間2012年12月3日にまとめた米国のソーシャルメディア使用状況に関する調査結果によると、7月はビジター数においても利用時間においても「Facebook」が圧倒的な人気を示した。特にモバイルからのアクセスが大きく増加した。
米国消費者がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に費やす時間は他のサイトで費やす時間より長く、パソコンによるオンライン接続時間の20%、モバイルによるオンライン接続時間の30%を占めている。
パソコンおよびモバイルデバイスを介したSNS利用時間は2011年7月に884億分だったが、2012年7月には1211億分へと37%増加した。依然としてパソコンがSNSアクセス手段の主流だが、モバイルデバイスからのSNSアクセスが昨年と比べ63%増えている。
7月にFacebookにアクセスしたユニークビジターは、パソコンから1億5220万人、モバイルアプリケーションから7840万人、モバイルWebから7430万人だった。いずれのプラットフォームでも2位以下に大きく差をつけている。パソコンからのアクセスは1年前と比べ4%減少したものの、モバイルアプリケーションでは88%、モバイルWebでは85%増加した。
利用時間で見た場合でもFacebookは他のいずれのサイトより長く、パソコンを介したオンライン接続時間の17%を占めた。
また、今年人気が急上昇している「Pinterest」は、パソコン、モバイルアプリケーション、モバイルWebのいずれでもビジター数と利用時間が大幅に増加した。
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