物件情報サービス「Trulia」のAndroidアプリの画面。Google Maps Android API v2を利用して3D表示に対応
物件情報サービス「Trulia」のAndroidアプリの画面。Google Maps Android API v2を利用して3D表示に対応
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 米Googleは現地時間2012年12月3日、Androidアプリケーションから同社の地図表示サービスの機能を利用可能にする「Google Maps Android API」をアップデートしたと発表した。ベクターベースの地図に対応し、2次元(2D)および3次元(3D)表示における快適な操作性をユーザーに提供できるようになったとしている。

 新版の「Google Maps Android API v2」では、ベクターベースの地図データにアクセスして、アプリケーション上でより高速に表示することが可能。また、タブレット端末などの大型画面向けにダイナミックでフレキシブルなユーザーインタフェースを構築できる機能、建物内部を表示するインドアマップレイヤーを追加する機能、より簡単にマーカーや情報ウインドウを作成できる機能なども備える。

 すでに、物件情報サービス「Trulia」、ホテル予約サービス「Expedia Hotels」 、フライト情報サービス「FlightTrack」などが、新版APIを利用してアプリケーションを強化しているという。

 Google Maps Android API v2のドキュメントはGoogleの開発者向けサイトで公開している。

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