NECは2012年12月3日、「東京第三データセンター」のサービス提供を開始した。場所は非公開だが、東京都内の武蔵野地域の「災害リスクが極めて低い立地」にあるという。主に東京都心部に事業拠点を置く企業に向けて、物理的なアクセスの容易さを訴求する。

 NECが「主力データセンター」と位置づける大規模データセンターとしては、日本国内で12カ所目に当たる。マシンフロアの床面積は約550平方メートルで、300本前後のラックを収容できる。無給油で72時間以上給電可能な自家発電設備を備える。

 データセンターのネットワークは、NEC製の「OpenFlow」対応通信機器である「UNIVERGE PFシリーズ」(関連記事)を使用して運用する予定。ネットワーク構成の変更などに柔軟に対応しやすくする。

[NECの発表資料]