写真●ユーザーローカルによる「ソーシャル就職人気企業ランキング 2014年度版」
写真●ユーザーローカルによる「ソーシャル就職人気企業ランキング 2014年度版」
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 ユーザーローカルは2012年12月3日、就職活動をしている学生に人気となっている国内企業の採用Facebookページを、独自の調査によって30位までランク付けした「ソーシャル就職人気企業ランキング 2014年度版」を発表した(写真)。

 同ランキングは、国内企業の採用Facebookページについて、何人のFacebookユーザーが「いいね!」ボタンを押しているかを集計してまとめたもの。2011年以前から継続的に公開されているページについては、2013年度の採用活動終了時点以降を集計対象とすることで、2013年春に就職予定の学生による「いいね!」をなるべく除外できるように工夫しているという。

 2014年度ランキング(12月2日時点)の第1位に輝いたのは、「明治安田生命」で、7953人のユーザーから「いいね!」を獲得している。第2位は「三菱UFJフィナンシャル・グループ」でいいね!獲得数は「5696」、第3位は「三井住友信託銀行」で同「4364」だった。以下、第4位が「P&G Japan」(2927)、第5位が「ニトリ」(2921)、第6位が「キリンビール」(2805)、第7位が「リクルートマーケティングパートナーズ」(2631)、第8位が「ソフトバンク」と続いている(カッコ内はいいね!獲得数)。

 第1位となった明治安田生命の採用Facebookページについて、ユーザーローカルでは、「内定者からの就活アドバイスやインターンシップでの細かな業務内容も公開されており、人気の要因となったと考えられる」と分析している。

 同社はまた、国内企業による採用Facebookページの開設数についても調査結果を公表。それによると、2011年12月時点では採用Facebookページを開設している国内企業は1000社ほどだったが、わずか1年間で2.5倍となる約2500社に急増したという。同社ではSNSを利用したソーシャル就職活動、いわゆる「ソー活」に企業側が対応する動きは今後さらに広がっていくと見ており、「1年後には3300社ほどになる」と推定している。