写真●六本木のニコファーレで開催された「ネット党首討論会」の様子
写真●六本木のニコファーレで開催された「ネット党首討論会」の様子
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 ドワンゴとニワンゴは2012年11月30日、両社が運営する動画サービス「niconico」の主催で29日夜(午後8時から9時42分)に実施した、10政党の党首による「ネット党首討論会」(写真)の生中継サービスについて、「ニコニコ生放送」への総来場者数が約140万人に上ったと発表した。

 同討論会は、衆議院議員総選挙に向けて、niconicoが各党に呼びかけて実現したもの。具体的な数字は、ニコニコ生放送への総来場者数が「140万3551人」で、書き込まれたコメントは「55万2017」だった。「約1時間半の生放送で100万人を超える来場者数は、ニコニコ生放送の配信時間あたりの来場者数としては過去最高の数値」(両社)だという。

 ネット時代の選挙活動における新しい試みの一つとして事前の注目度が高かったことに加え、当日はniconicoのアカウントを持っていない人でも同サービスにアクセスして視聴できる設定にしていたことが、記録的な来場者数の達成に貢献したとみられる。

 なお、ネット党首討論会の録画データについては、niconicoのアカウント(一般会員は無料、プレミアム会員は月額525円)があれば、いつでも見られるようになっている(タイムシフト再生)。また、討論会の書き起こし全文も既に公開されている。こちらは会員登録不要で閲覧可能だ。