米Microsoftは現地時間2012年11月29日、Windowsタブレット「Surface」の上位機種「Surface with Windows 8 Pro」の価格を明らかにした。ストレージ容量が64Gバイトで899ドル、128Gバイトで999ドル。2013年1月に発売する予定。
キーボード兼用のカバーとして「Touch Cover」と「Type Cover」の2種類を利用できるが、いずれも別売りである。64Gバイトモデルは、先に発売した「Surface with Windows RT」のカバーなし32Gバイトモデルより400ドル高い(関連記事)。
Windows RT版と同じく、きょう体に「VaporMg」と呼ぶマグネシウム合金を採用し、Surface専用に設計された2×2 MIMOアンテナなどを備える。特徴的なのはスタイラス(電子ペン)が付属すること。手書き入力中、手のひらが画面に触れて誤動作するのを防ぐ「Palm Block」機能を搭載する。
また、Windows RT版と異なり、Windows 7などの既存アプリケーションが利用できるのも特徴。本体の厚さは13.5mm、重さは約907gで、Windows RT版より約4mm厚く、227g重い。
プロセッサとしては第3世代Intel Core i5を搭載、メモリーは4Gバイト。ディスプレイの解像度は1920×1080ドットで、10点マルチタッチ対応となっている(RT版は1366×768ドット、5点マルチタッチ)。このほかインタフェースとして標準サイズのUSB 3.0ポート、Mini DisplayPort、microSDXCカードスロット、ヘッドフォンジャックを備える。