写真1●Windows 8アプリ検証ラボの概要
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写真2●米マイクロソフトWindows Business Group Windows Commercial担当シニアディレクターのアーウィン ヴィッサー氏
写真2●米マイクロソフトWindows Business Group Windows Commercial担当シニアディレクターのアーウィン ヴィッサー氏
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写真3●日本マイクロソフトWindows本部の藤本恭史本部長
写真3●日本マイクロソフトWindows本部の藤本恭史本部長
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 日本マイクロソフトは11月29日、Windows 8の法人向け取り組みに関する記者説明会を開催。その中で、IT企業がWindows 8タブレット向けに開発した業務ソフトが正常に動作するか検証できる施設「Windows 8アプリ検証ラボ」を設立したことを明らかにした。

 Windows 8アプリ検証ラボには、最新の法人向けWindows 8タブレットやサーバー環境を用意する(写真1)。タッチ操作やペン入力といったタブレットを生かしたWindows 8の業務ソフトの開発の動作検証に活用できる。Windows 8アプリ検証ラボは、Windows8の業務ソフトを開発するITベンダーが利用できる。利用料は無償。最大4日間まで利用できる。

 会見で説明に立った米マイクロソフトWindows Business Group Windows Commercial担当シニアディレクターのアーウィン ヴィッサー氏(写真2)は、「Windows 7の導入を始めていても、Window 8は横に置いて違和感なく同時に使える。2014年4月にサポート切れを迎えるWindows XPを使っているユーザーはぜひ移行計画を立ててほしい」と語った。

 「Windows 8アプリ検証ラボ」は日本マイクロソフトの大手町テクノロジーセンター内に設置する。2013年3月末までの期間限定で開設する予定。40件のタブレット導入プロジェクトの動作検証の利用を見込む。日本マイクロソフトWindows本部の藤本恭史本部長(写真3)は「より多くのパートナーに利用して頂き、ひとつでも多くの事例を作っていきたい」と話す。