米Googleは現地時間2012年11月27日、Webメールサービス「Gmail」の機能強化について発表した。オンラインストレージ「Google Drive」との連携により、最大10Gバイトのファイルを添付送信することができる。今後数日かけて利用可能にする。
Google Driveに保存してあるファイルをGmailのメッセージに挿入することで、「従来の一般的な添付ファイルより400倍大容量のファイルを送信できる」(Google)としている。Google Driveを介しているため、受信者全員が同じ最新版のファイルにアクセスすることになる。
具体的な手順としては、Gmailでメッセージを作成する際に、メッセージ入力欄の下部に「送信」ボタンや書式設定ボタンなどと並んで表示されるGoogle Driveアイコンをクリック(画面)し、クラウド上に保存してあるドキュメント、プレゼンテーション、写真、ビデオなどから添付したいファイルを選択する。
Gmailのダブルチェック機能により、非公開に設定されているファイルを指定した場合は警告ダイアログを表示する。ユーザーはGmailを離れることなくファイル共有設定を変更できる。
同機能は、新規メッセージ作成/返信画面の新版に対応する。新版画面にはオプトイン方式で移行できる。