画面1●「ミクシィ年賀状」のサービス画面。FacebookやTwitter利用者にも年賀状を送付できる
画面1●「ミクシィ年賀状」のサービス画面。FacebookやTwitter利用者にも年賀状を送付できる
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画面2●「mixiクリスマス2012」のFacebookページ
画面2●「mixiクリスマス2012」のFacebookページ
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 SNS大手のミクシィは2012年11月26日、「mixi」を通じて住所を知らない友人にも郵送で年賀状を送れる「ミクシィ年賀状」の受付を開始した。標準価格は、日本郵便が発行するお年玉付き年賀はがき代込みで1通98円。ミクシィ年賀状の提供は5年目で、2008年の開始以来累計350万枚の年賀状を発送している。

 今年の新たな取り組みとして、mixiだけではなく、FacebookとTwitterでつながっている友人にも年賀状を送れるようにした。1つの画面上でmixi、Facebook、Twitterの友人をまとめて選択し、一括して年賀状を発注できる(画面1)。mixi会員以外でも、FacebookかTwitterにアカウントがあれば利用できる。

 これとは別に、ミクシィは12月3日からゲームアプリの「mixiクリスマス2012」を始める。昨年まではmixi会員限定だったが、今年はFacebook用アプリ(画面2)を用意する。

 ミクシィは11月22日にはディー・エヌ・エー(DeNA)との提携拡大を発表(関連記事)しており、今後、DeNAの「Mobage(モバゲー)」のゲームをmixi会員向けに提供する。様々な形で、mixi会員相互の交流に限っていたビジネスモデルからの脱却を図ろうとしているようだ。

[ミクシィ年賀状の発表資料]