写真1●セブン-イレブン店内などで提供している無料の公衆無線LAN(Wi-Fi)サービス「セブンスポット」
写真1●セブン-イレブン店内などで提供している無料の公衆無線LAN(Wi-Fi)サービス「セブンスポット」
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写真2●期間限定で日替わり配布する「AKB48クリスマス限定壁紙」のイメージ

 セブン&アイ・ホールディングスは2012年11月27日、傘下のセブン-イレブン店舗などで提供している無料の公衆無線LAN(Wi-Fi)サービス「セブンスポット」(写真1)の展開地域を12月1日から全国に拡大し、1万店舗以上で利用可能にすると発表した。「小売業主体のWi-Fiサービスとしては国内最大規模」(同社)だという。

 セブンスポットは、スマートフォンやタブレット端末、ノートパソコン、携帯ゲーム機など向けに、オリジナルコンテンツの配信や無料インターネット接続機能(1日に3回、1回当たり60分まで)などを提供する無料のサービス。2011年12月1日に東京23区内のセブン-イレブン店舗を中心にサービス提供をスタートしていた(関連記事:セブン&アイグループが店舗で公衆無線LAN、1日3回まで無料で)。

 12月1日時点における同サービスの提供予定店舗数は、セブン-イレブンが「約1万300店舗」、イトーヨーカドーが「約170店舗」、そごう・西武が「23店舗」、デニーズなどが「約250店舗」となっている(対象店舗は公式Webページで確認できる)。これにより、セブン&アイグループが国内に保有する約1万5000店舗の7割以上の店舗で無料Wi-Fiサービスが利用できることになる。

 セブン&アイ・ホールディングスによれば、セブンスポットはサービス開始以来、スマートフォンだけで18万人以上が会員登録をしたという。なお、同社では「グランドオープン記念キャンペーン」として、12月1日から25日までの期間、セブンスポット上でアイドルグループ「AKB48」メンバー10名のクリスマス限定壁紙(写真2)を日替わりで配布することなども併せて発表している。